※今回ご紹介するホイールはレンタルのラインナップには入っておりませんので、ご理解願います※
暖かくなってきて、絶好のロードバイク日和になってきました。
そこで今日はロングライドやトレーニング等の普段使いにも(もちろんレースにも)使用できるディープリムホイール、エアロホイールを紹介します。
鉄下駄ホイールから卒業第5弾
ロードバイク初心者におすすめするはじめてのディープリムホイール コスミックカーボン
MAVIC コスミックカーボン(COSMIC CARBONE)SLS 11S
マビック社が誇るコスミックカーボンシリーズです。
コスミックカーボンも様々なグレードがありますが、今日紹介するホイールのコスミックカーボンSLSというロードバイクホイールです。
このコスミックカーボンSLS略してコスカボSLSはコストパフォーマンスが良く(値段が安く比較的高性能)、頑丈なホイールです。
インプレはのちほど(下記に掲載)
ロードバイクのレースで使用するホイール(通称決戦ホイール)と普段使いのホイールの違い
レースで使用する決戦用ホイールは軽さやハブの性能を徹底的に追及します。まさにお金を出して1秒やコンマ1秒のタイムを買うようなものです。
それにくらべてファンライドやロングライドのような普段使いするホイールはコストパフォーマンスや壊れにくさ、パンク時のホイールの扱いやすさを追求します。
コスミックカーボンSLSはどちらかと言うと普段使いに適しているホイールに分類されると思います。
ロードバイクメーカー マビック・マヴィック(Mavic)とは
マヴィック(Mavic) は、フランスの自転車部品メーカー。リム、完組みホイールで有名。多くの完組みホイール及びリムを製作しており、アマチュアからプロレーサーまで、高い評 価を得ている。代表的な製品は完組みホイール「キシリウム」(Ksyrium) シリーズやコスミックカーボンシリーズ。1973年からツール・ド・フランスをはじめとする主な自転車ロードレースにおいてニュートラルカーの提供を行っ ており、黄色地に黒で「MAVIC」のロゴが入った通称「マヴィックカー」は今やロードレースに欠かせない存在の一つとなっている。
マビックロードバイクホイールを使用しているUCIワールドプロチーム(2016)
チーム キャノンデールガーミン
元ユーロップカー(現ディレクトエナジー)の2枚看板の1人であり、ツールドフランスでは新城幸也選手がアシストとして引っ張っていった山岳に強いピエールローラン選手
エース有力候補。パンダで有名!?クライマーのダニエル・マーティン選手
な つかしのガーミン・シャープ時代の写真です。沿道の観客がパンダのコスプレをしてダニエル・マーティン選手を応援していたことから、パンダ=ダニエル・ マーティン選手というイメージがつき、彼の乗っているロードバイクはWWF(世界自然保護基金:パンダ基金)とのコラボでパンダ仕様になっているとのこ と。
MAVIC コスミックカーボン COSMIC CARBONE SLS 11S(2015)
コスミックカーボンSLS フロントホイール
スポーク:16本、リム高:52mm、重量:765g
タイヤの種類:クリンチャー
ホイールサイズ:700c
セット価格:210000円
シマノ11速対応
コスミックカーボンSLS リアホイール
スポーク数:20本、リム高:52mm、重量:930g
タイヤの種類:クリンチャー
ホイールサイズ:700c
セット価格:210000円
シマノ11速対応
★売り文句★
ロードレーサーからトライアスロンまで、幅広いライダーのためのコストパフォーマンスに優れたエアロホイールです。
■優れたエアロダイナミクス性能!
楕円形サイドウォールの52 mmディープリム
ブレードスポークを使用、ニップルが露出しないリム設計
■軽量な1695gのホイールに、エアロダイナミクス効果をプラス
12Kカーボンフランジと軽量アルミリムを結合
エアロスポーク
スポークの本数を抑制
■制約に縛られないホイールセット
タイヤのエア圧を選ばず性能を発揮
天候に左右されず、思い通りの制動力が得られるブレーキ性能
耐久性と耐衝撃性に優れたリム
マビックコスミックカーボンSLSのインプレや感想
定価はなかなかしますが、探すとかなり安く手に入るディープリムホイールです。もしヤフオク等USEDでの購入を検討されている方はフレの確認は絶対にしたほうが良いです。このホイールの特徴でもあるニップルが露出しないブレードスポークは空力の観点で言えば優れものですが、ニップルがリムの中にあるのでフレ取りを行うのがやや面倒です。
さて、話を戻しますが、このホイールの最大の特徴はコストパフォーマンスにあると思います。
値段の割に軽量、乗り心地も良好でロングライドや長時間ライドのエンデューロにはぴったりという印象です。
剛性はどちらかと言うとかたい印象ですが、硬すぎず柔らかすぎずちょうどのあんばいだと思います(個人的には)。
初動はもっさりとした動き出しで、緩やかに加速する印象を受けます。
ストップアンドゴーが多い区間は多少なりとも脚を削られるかもしれません笑。
一旦、スピードにのるとさすが52mmディープリムエアロホイール!34km/hくらいから効果が体感でき、リム高の低いホイールに比べると楽に速度維持が出来るように感じました。
しまなみ海道、ビワイチ、アワイチ等の平地が多いロングライドやエンデューロに最適だと思います(2回目ですが笑)。
も しロードレースでの使用を想定すると逃げを追いかける時(ブリッジをかける時)の瞬間的なパワーを出した際の反応性はやや不足しているような気がします。 加速の緩慢さ(すぐにスピードに乗らない)がこのホイールの短所なのかもしれませんが。もちろん普段乗りではまったく問題ありませんよ。
ヒ ルクライムではやはり重量がネックになるホイールです。ヒルクライムで使うのにはおすすめしません(トレーニングでは良いかもしれませんが)。FFWD等 のフルカーボンホイールであるならばディープリムでもヒルクライムにも使用できますが、コスカボSLSは不向きです。まあ、仕方がないことです。
クリンチャーなのでパンクの際に直ぐにリカバーできます(僕はチューブラーも使用しているので、クリンチャーの偉大さは実感済みです笑)。また、カーボンホイールに比べて落としたり誤ってぶつけたりしてもそうそう壊れない頑丈な印象を受けました。ちょっとした手荒な扱いでも大丈夫そうです(だが、しかし、ホイールは丁寧に扱いましょう)。
ということで、初めてエアロホイールを購入する初心者の方、ディープリムホイールやエアロホイールに興味のある方にはおすすめのロードバイクホイールだと思います。
※今回ご紹介したホイールはレンタルのラインナップには入っておりませんので、ご理解願います※
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