第27回トライアスロン珠洲大会
・レース名 第27回トライアスロン珠洲大会 Aタイプ
・開催日時
平成28年8月28日
Aタイプは、午前7時から5分おきに3回に分けてビーチ・スタート
(関門時刻も、それぞれ5分延長)
・開催場所
石川県珠洲市 スタート 鉢ヶ崎海水浴場 ゴール 珠洲市野球場
・天候
晴れのち雲
・距離
スイム 2.5km バイク 102.2km ラン 23.3km 合計128km
・年齢
40代後半
・性別
男
・機材
2013 FELT B16 TTバイク
コンポ 基本はシマノです。
5800系 Fブレーキ、(参考ですが、5800系のRブレーキは、6800系クランクと接触するため、取り外し、ノーマル:テクトロのエアロに戻しました。)
6800系 クランク 9000系BB 5800系 ペダル
5700系 スプロケ(10S 12-27)
6600系 FRディレーラー,
FELT ブルホーン、TTバー、マイクロシフト バーエンドコントローラー
DURA ACE C24 クリンチャー
↓こちらが使用したホイールです↓
↓おすすめロードバイク決戦用ホイール紹介第二弾<シマノホイール編>↓
・リザルト 総合順位 完走者832人中、真ん中より下(74人がリタイヤ)
バイク(トランジット込) 4時間強 (順位は、真ん中くらい)
ガーミン計測(920XTJ)
・平均速度 25km強
・平均ケイデンス 80rpm
・平均心拍数 141bpm
第27回トライアスロン珠洲大会 Aタイプ レースレポート
最初に
・私は、ショート6回、ミドルは2回参戦
・マラソンからの転向です。
・バイクでのヒルクライムの練習は、あまりやっていません。
・普段のホイールはリム高35mmを使用していますが、大谷峠攻略のため、リム高の低いホイールをレンタルしました。
レンタルのタイヤは、evo2を履いていましたが、自分もevo2,3を履かせているので、安心。
ただし、ラテックスのチューブは、「RIDE-FORWARD」さんのアドバイスどおり、空気圧の減少が早かったです。1晩で1~2バール下がります。
トライアスロン珠洲大会 レース前日
・前日にバイクの車検・説明会等があり、必ず出席しなくてはなりません。
・カーボパーティーがありますが、特にカーボに特化しているわけではなく、普通の立食パーティーでした。ちなみに表彰パーティーも同じメニューです。どちらも夕食前の微妙な時間なので、宿で夕食のある人はほどほどにしておきましょう。駐車場は、かなり一杯ですので、宿から自転車がいいのではないかと思います。
・説明会場では、トライアスロン関連の露店があったり、自転車の調整(500円)をしてもらえます。
・会場周辺の宿は、全てトライアスロン関連で埋まっており、宿の予約が遅れた私は、片道40分くらいかかる隣町で宿泊しました。
トライアスロン珠洲大会 レース当日
・午前5時に駐車場に到着したので、まだまだ、余裕で駐車できました。
トイレが少なくて、少し慌てました。スイムチェックは必須です。
〈スイム〉
・スイム会場は、海水浴場で、きれいな砂浜でした。台風の前とはいえ、海面の状態は悪くありませんでした。十分、家族での海水浴でも楽しめそうなレベルでした。今までのレースは、普段、人が泳がない場所がスイム会場に設定されていたので、今回は気分が良かったですね。
・水温は、確か26度で、気温のほうが低かったと記憶しています。水質は、すごく良いと聞いていたのですが、この日は2.5mくらいまでの海底が見える程度でした。それでも、海底の砂浜が見えるときは、綺麗さからテンションが上がりますね。
・遠浅ですので、かなり先まで、足がつきます。スイムが苦手な人(私のことですが…)は、足がつくところでは、立って、水をかき分けながら、走る方がいいかも?前後半を合わせて100メートルくらいは違うかもしれません。
〈バイク〉
・バイクは、全て車道を使用で、規制はされていないようです。かなり狭い道もありますが、車はそれほど走っていません。
50km強のコースを2周です。
平坦な道を基準に、3回の坂があります。10km、20km、30kmくらいにやってきます。楽な順番も、この順番です。
特に30kmからの名物、大谷峠越えは、きれいな道路と旧道っぽい山道の2段構えの急坂です。
平均斜度はガーミンで6度ですが、場所やコース取りによっては、15度を超えるという噂もあります。(11.9度の標識が目に入ったような…?)
ヒルクライマーでない私は、必殺(誰も倒せませんが…)斜め走りを駆使しました。結果、2周ともに足をつくことなく、しかもほぼシッティングでクリアできました。
上り坂の後は、毎回、最高時速60kmを超える下り坂がご褒美としてやってきます。白波が立つ海岸線の広がるロケーションもあり、最高な気分で走り抜けられます。
路面は、基本的には整備されており、厳しいと感じた場所はあまりありませんでした。あえて言うなら、旧道の急坂くらいですね。
追い抜き禁止区間の設定と一時停止地点及び押し歩きの区間が設定されておりますが、スタッフの案内もあるので、特に問題はありません。
応援の皆さんは、ポイントを押さえており、一番しんどいところで適切な応援をしてくれるので、助かりました。さすが、歴史ある大会です。
バイクについては、詳しくはありませんが、ホイールのインプレを記載します。
決戦ホイールのおかげで、大谷峠も自信を持って上っていけました。
やはり軽いホイールが、ヒルクライムには有効ですね。
ただ、少し風も吹いており、後から考えれば、平地も多かったので、リム高が高いほうが、タイム的にはやや有利だったかもしれません。
実際、他の人のバイクはリム高が高い人(リアがディスクの人も)が多かったような気がします。
レンタルのDURAホイールは剛性も高く、急坂でのダンシングもよれる感じはしませんでした。ハブも、よく回りましたが、下り坂の減速率はリム高の高いホイールが有利かもしれません。
(下り坂を踏みまくって、抜いたバイクに平地でいったん追いつかれ、再び、抜きかえすことが数回あったので、リム高が低いため、減速が早かったのか、DHポジショニングが甘かったかどちらかです。)
尚、1週目が意外と速かったので、後半もこの調子で!と思いましたが、大谷峠に入る前に空腹サインが…! なんと、エネルギー切れ!?すでに補食は食べ尽していたので、エイドステーションでスイカやパンなどをほおばりました。ちょっと作戦ミスですね。後半の1週は、前半より5分以上は遅れました。皆さんもお気を付けください。
決戦用のDURAエースのホイールは全体的には、万人向けと思いますが、シマノのクイックリリースは通常のバイクスタンドが使いづらいので、別のクイックリリースを利用しました。
しかし、珠洲大会に出場する人のバイクやホイールは、今まで出場したレースの中で一番、お高そうな感じでした。
〈ラン〉
基本的には、平地がメインです。
台風も近づいてきていたことから、やや曇りがちの中のランはそれほどしんどくはありませんでした。ただ、心拍数はかなり低かったので、栄養補給の失敗が響いていたのかもしれません。
ペースもまったく上がらず、最終的には、フルマラソンを初めてチャレンジした時と同じような走りとなってしましました。
エイドステーションはこまめにありますので、冷水を含んだスポンジをもらって、肩に乗せると、かなり体を冷やすことが出来ました。
ゴール地点は、珠洲市の野球場となっているのですが、案内パンフレット等にはあまり詳しくは触れられていません。過去からの出場者は当たり前のことかもしれませんが、帰宅の際、ここはどこ?って感じになります。ゴール地点から、ほとんどの人はシャトルバスでバイクのトランジット地点まで乗っていきました。
今回のレースは、自分としては体調は万全なく、ハンガーノックになりそうな状態ではありましたが、バイクでパンクすることもなく、また、開催日が会社のシフトとも重なることもなく、天候にも恵まれた中、完走できたので、満足です。
応援やフォローをしてくれたスタッフや家族のおかげと思っています。ベスト順位とは言えませんが今後、真ん中を目指せる位置でゴールできたので、よかったです。
表彰式では、上位の選手だけでなく、とび番賞なども設定されており、宝くじ的な楽しみはあります。
今回はゴール後の宿も取っていたので、表彰パーティーに参加しましたが、多くの人が表彰パーティーに参加せず帰路についていたことを考えると微妙なところです。
ICを降りてからも集合場所まで、1時間以上は運転が必要な点、参加者全員に宿の準備ができない点。(私は主催者から、宿をとるのは無理との話を聞き、個人で宿をとったのですが、後で聞いたところによると最終的には、主催者がその宿を押さえたとのこと。)
これらを勘案すると初心者にはお勧めできませんが、ショートなどを何度か完走されている方には、お勧めできます。(特に海のきれいさとロングに次ぐ距離の長さ)
少し長くなりましたが、私のレースレポートとさせてもらいます。
長文、乱筆にもかかわらず、読んでいただきありがとうございます。