祝!!ビジコン奈良2017
審査委員長賞 受賞
審査委員長:辰野勇
(株式会社モンベル創業者、会長)
おすすめ決戦用ロードバイクホイール FFWD ファストフォワード
鉄下駄ホイールから卒業!決戦用ロードバイクホイールで目指すゴール!
おすすめの決戦ホイール紹介第3弾
今回はオランダのメーカーでハンドメイドで作られているこのメーカー
「FFWD ファストフォワード」を紹介します。
FFWDの印象的なデカールが特徴のあのホイールです。
FFWDを使用しているUCIプロコンチネンタルチーム(2016年)
ルームボット・オレンジプロトン(オランダ)
2015年設立。FFWDの母国であるオランダにある、若手育成のために作られた20代前半の選手がほとんどのフレッシュなチーム。今季(2016)のツアーオブカタールでいち早くディスクブレーキを導入したチームとして知られています。
トップスポート・フラーンデレン・バロワーズ(ベルギー)
1994年設立。若手育成を最優先事項に挙げているチーム。
過去には日本のJPROツアーに出場している宇都宮ブリッツェンやチーム右京でも使用されていました。
JPROツアー2015第5戦群馬CSCチームTT優勝後のチーム右京の選手たち。
※残念ながらグランツール(ツールドフランス、ジロデイタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャ)に参加できるUCIワールドチーム内でFFWDを使用しているチームはございません。
しかし、グランツール招待枠でプロコンチネンタルチームカテゴリーから上記のチームは参加できるかもしれません。もしかしたらFFWDホイールがグランツールで活躍する日が近いかも。
※プロコンチネンタルチームとは国際自転車競技連合(UCI)による自転車ロードレースチームの格付けのひとつで、トップカテゴリーであるUCIプロチーム(UCIワールドチーム)の下に位置づけられるカテゴリーである。日本とイタリアの共同チームである、NIPPO・ヴィーニファンティーニや新城幸也選手が過去に所属していたユーロップカー(現ディレクト・エナジー)も2015年はプロコンチネンタルチームとして登録していた。
おすすめロードバイクホイール FFWD ファストフォワード F6R チューブラー 11速
FFWDフロントホイール
重量:620g、リム高:60mm、リム幅22.4mm、スポーク数:20本
FFWDリアホイール
重量:730g、リム高60mm、リム幅22.4mm、スポーク数:24本
ホイールセット
重量:1350g、ホイールサイズ:700c(622)、タイヤ種類:チューブラー、価格:204087円
FFWDファストフォワードF6Rの特徴
・限定マットブラック
・高剛性高張力のTC35カーボン使用
・DARCプロファイルの60mmディープリム
・高い耐疲労性
・オランダで手組み
FFWDファストフォワードブランドってどんなブランド
FFWD Fast Forward ® (ファストフォワード) はNetherlands(オランダ)に本拠地を置く、高速ホイールを専門とする新進の最高級ブランドです。ホイールはカーボン素材のみ取り扱っています。 FFWD (ファストフォワード) の目標は、高速で軽量、耐久性に優れたホイールを、ロードバイクやシクロクロス、トラックバイク、トライアスロン市場に提供することです。私たちは、優れた職人技や品質、デザインを優先事項として集中的に取り組んでいます。 すべてのスポークホイールは、Assen のホイール職人Zoran Kabalaの手で Hollandで組み立てられます。各ホイールセットはミリミクロンの単位まで細心の注意を払って製作され、スピードの世界に特定シリアル番号付きで出荷 されます。 私たちは最高の素材のみを使用しています。ホイール職人ならではの職人技により、最高品質で長期間の使用に耐えるHigh Tensile TC35 CarbonリムやFFWD・DT Swissハブ、Sapim CX Ray・DT Aeroliteスポーク、真ちゅう製ニップルを提供しています。
おすすめ決戦ロードバイクホイールFFWDF6Rのインプレ
フルカーボンホイールなのでかなり軽量です。はじめてフルカーボンのホイールを触る方はその軽さに驚くと思います。軽量のため、漕ぎだしの反応性は抜群でゼロスタートではピカイチの性能を発揮します。
実際の場面では、集団の中でアタックが掛ったとしても、数秒でMAXスピードまで加速できるので十分に対応できると思います。また、コーナーの立ち上がり性能も抜群で中切れを起こす心配も少ないと思います。
個人的には37~38km/hまではすぐに加速でき、ディープリムなので高速域での巡航もリム高が低いホイールに比べて容易です。高速巡航で言うとZIPPと比べ高速域45km/h以降の伸びを若干欠きやや脚力を使う感じがしました。
しかし、くせのないホイールであり、乗り心地も申し分なく、十分にレースで通用する決戦用ホイールだと思います。
はじめてカーボンホイールの購入を考えている人に特におすすめします。
ディープリムなので風が強い場合は横風にあおられて少し怖い思いしました。追い風での伸びはかなり気持ち良いですが。
リム自体はフルカーボンなので剛性はやや低くペダルの力をホイールが吸収してたわむ感じがします。しかし、スポークの剛性が高く柔剛のバランスが取れており、抜群の反応性を誰でも体験できると思います。
コーナリングもスムーズです。ホイールからフレームを通して手に伝わる路面情報もしっかり捉えることができます。
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<鉄下駄ホイールからの卒業第1弾>
<鉄下駄ホイールからの卒業第2弾>